職業別モラハラの類型

モラハラ夫は、世間的に高評価を得ている職業に就いていることが多く、

「俺は年収1000万円なんだぞ」

などと自身のよりどころにしているケースが多いといえます。

ここではそんなモラハラ夫を職業別に類型化していきたいと思います。

医者

医者の方は、かなり両極端に振れるという印象を持っています。

仕事もバリバリこなし、休日も子供と目いっぱい遊び、人格者である方が多くいらっしゃる一方で、常識では理解できないくらい奥様に対して暴言を浴びせ続ける人も散見されます。

「先生」と言われることに慣れ切ってしまい、そのまま妻との関係でも維持し、「誰のおかげでこのような良い暮らしができているんだ。」と繰り返します。

そのように良くない方向へ振り切ってしまう方は、まったく自分を悔い改めないですし、さらに浮気すら繰り返すこともあります。

 

そのことがわかっていても、医師の経済力に頼った暮らしを手放してよいのか葛藤があり、特にお子様も医師になりたいというとき、その悩みは更に根深くなります。

確かに、学費は高額であり、ご自身のみでは賄えないこともあり得るのですが、状況によってはご主人にそのほとんどを負担してもらうこともできますし、ご主人が開業医である場合など、あっさりと支払ってくれることもあり得ます。

医師の離婚問題についてはこちらもお読みください>>

公務員(警察官、消防員、自衛隊、教師)

モラハラ夫の特徴として、外面がよく、周囲の評判が良いということがあります。

公務員の世界で出世するには、そういった周りへの柔らかさが求められます。

生来的にそのような性質を持った方ならよいのですが、無理をして演じているとどこかをはけ口にしがちです。

家ではモラハラ夫に豹変するという方がいます。

 

また、警察官、消防員、自衛隊は、いずれも上命下服が当たり前の関係の中で勤務されています。

上席の指示・指導は絶対的なものですし、部下や後輩に対して厳しく指導すべき場面は少なくありません。また、様々な厳しい場面の中で、時に強い対応を求められる場面もあります。職種にもよりますが、勤務体系が不規則なケースも多く、仕事のストレスが他の職種と比べても溜まりやすいと言われています。その結果、ストレス発散の対象が妻や家族に向きがちです。

モラハラ夫が警察官・消防員・自衛隊員の場合の離婚は、まず、ご自身がモラハラを受けているということ気付くことが第一歩です。まずは一度当事務所にご相談ください。

 

教師も、昨今それほどではありませんが、学生に指示命令をして仕事をしており、上から命令していることに慣れています。

生徒たちが言うことを聞くのに、奥さんが思い通りにならないと、「お前がおかしい」とばかりにモラハラ夫になることがあります。

特に5,60代の方に該当者が多いといえます。

経営者

一代で会社を大きく発展させるなどした経営者の場合、自分への肯定感は大きく、ワンマン社長であればあるほど、独裁的になるため、家庭でも自分の言うことを聞くのが当たり前となりがちです。

そういった経営者の方は、想像を絶するような強度のモラハラが日常化してしまうことがあります。

 

また、代々続く家業を継いだ経営者の人も、周りが王様にしてしまい、妻を服従させようとする場合もあります。

経営者(事業経営者)の離婚問題についてはこちらもお読みください>>

高所得会社員

モラハラ夫の特徴として「社会的に一定の地位に就いている」方が多く、また、「比較的コミュニケーション能力が高く、外部からの評価は高い」という点が挙げられますが、これらはいずれも高所得会社員に当てはまるものです。

 

また、当然ですが高所得会社員は仕事ができます。仕事ができる男は、家事や育児もできることが少なくありません。その結果、妻に対しても自分と同レベルで家事や育児ができることを求めがちですし、できない場合に「なぜできないのか」と相手を責めがちです。

 

そういった方は学歴も高いことが多く、そのような夫に好意を抱いて結婚に至ることも多く、自分が悪いと思い込んでいる方も多くいらっしゃいます。

 

モラハラ夫は、総じて社会的に成功している人が多く、それだけに現在の恵まれたと思われがちの生活を手放してよいかと葛藤される方も多いといえます。

もちろん、それでも幸せなのであればよいのですが、そう思えず行動に移す人もいらっしゃります。

依頼者の方で行動に移したことを後悔される人は今のところいらっしゃいません。

 

ご自身の置かれている状況を把握することからはじめてみることも1つではないでしょうか。

是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。

日々悩み苦しんでいることが、どのような意味を持っており、どうすればよりよい人生を送れるのかのヒントを示すことが出来ると思います。

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執筆者
島武広 
島法律事務所 
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)

当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。

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