コロナウイルスの影響により調停中断中に双方代理人間で交渉を重ね、再開後即調停離婚した事案

依頼者属性

年代　４０代

性別　女性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　３００万円程度

相手方　

年代　４０代　

性別　男性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　７００万円

その他の情報

子供の有無　あり　高校生２人

別居の有無　別居中

解決までの期間　２ヶ月

争点と結果

財産分与、解決金、養育費

慰謝料の有無　０円

財産分与の金額　現住居を取得

解決金　１００万円

相談のきっかけ

すでに調停中であり、相手に代理人がついていたところ、調停で自分の意見が通らないことに不満を感じ、当事務所に相談へ訪れそのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

相手方の代理人からすでに煮詰まった調停案が提示され、その内容は悪くないといえるものだったため、その提案を叩き台として対案を出していくことにしました。

代理人に就くや否やコロナウイルスの影響により裁判所が閉鎖されたため、代理人間での交渉をしていくこととしました。

結果

離婚や親権に争いがなかったため、後は金銭的条件のみ詰めていくことになりました。

交渉を継続していき、大方の目処が立っていき、特に私学の学費負担を合意出来たのが大きなポイントとなりました。

自宅をこちらが取得することにはなりましたが、双方の査定に差があり、代償金（解決金）の金額が残された課題となりました。

なかなか難航した交渉となりましたが、当初から３分の２に代償金を引き下げ無事解決となりました。

丁度合意したときに調停が再開されたため、調停期日にて無事離婚成立となりました。

依頼者の方は「最初から頼んでおけば良かった」と満足していただき、弁護士冥利に尽きる、そんな事件でした。