不動産の処分方法で合意し、無事に余剰を折半して協議離婚した事案

依頼者情報

年代　３０代

性別　男性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　５００万円程度

相手方情報　

３０代　女性　会社員

居住地　横須賀市

年収　４００万円程度

子供の有無　なし

別居の有無　あり

解決までの期間　４か月

争点と結果　財産分与

慰謝料の有無　なし

財産分与　不動産を売却し、余剰を折半

解決金　なし

相談のきっかけ

当事者同士で離婚協議をするものの上手くいかず、相手に代理人もついたため、当事務所に相談へいらっしゃり、そのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

不動産をどうするかが最大の懸念であり、オーバーローンになると長引くおそれもあると考えていました。

結果

受任後すぐに相手方代理人に連絡を取り、交渉を開始しました。

離婚自体は既に合意しており、財産分与を詰めていくことになりました。

いずれにしても不動産がネックでしたので、信頼できる不動産会社担当者に連絡を取り、不動産がどれくらいで売れそうか査定してもらいました。

結果、十分に余剰が出ることがわかりました。

すぐに、その不動産会社に仲介を依頼しました。

相手方代理人でも、不動産屋を見つけていましたが、その業者は特に横須賀に強いわけではなかったため、こちらの不動産屋でやらせてほしいとお願いしたところ、何とか了解をもらえました。また、余剰が出そうなことを伝えると一気にその他条項も合意できました。

不動産を買ってくれる人が見つかればすべて解決の状態となり、１か月程度で無事に買主が見つかりました。

双方の弁護士がしっかりと決済に立ち会い、余剰を折半して無事に解決となりました。

本件では、相手に弁護士が付いたのですぐに依頼者の方も弁護士を付けたこと、当事務所が横須賀の不動産事情を熟知しており、良い業者との強いパイプがあったことから、早期に良い値段での売買をまとめられたことが良い解決を導けた原因でした。