法律に基づかない請求を拒み一定の解決金を支払い調停離婚した事案

ご依頼者様の情報

  • 年代: 30代
  • 性別: 男性
  • 職業: 会社員
  • 居住地: 横須賀市
  • 年収: 500万円程度

相手方の情報

  • 年代: 30代
  • 性別: 女性
  • 職業: パート
  • 居住地: 横浜市
  • 年収: 100万円程度
  • お子様の有無: あり
  • 別居の有無: あり

事案の概要

  • 解決までの期間: 8か月
  • 争点と結果: 離婚、慰謝料、財産分与、婚姻費用
  • 慰謝料の有無: なし
  • 財産分与の金額: なし
  • 解決金: 100万円程度

ご相談のきっかけ

依頼者の方は、当事者間で離婚話がうまくいかず、親族も交えて話をしても進展が見られず離婚調停になったものの、調停員からも話を聞いてくれないため現状打破のため当事務所に相談にいらっしゃり、そのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

相手方の請求は法的に認めらないものが含まれており、そこを認めないことと依頼者の方が望む早期解決のバランスを見極めることが必要な事案でした。

結果

まずは、暫定で支払っている婚姻費用が高いため、こちらから婚姻費用分担調停を申し立て、算定表で算出される金額以上に支払う意思がないこと伝え、相手代理人に暫定の婚姻費用も算定表を基準にした金額に下げる旨を告げました。

このことで相手にとっては、離婚調停を長引かせるメリットが大きく減少しました。これは早期解決には欠かせないものでした。

結局、婚姻費用については、離婚成立時に調停申し立て時から算定表を基準とする金額を支払うことになり、数十万円の出費を防ぐことが出来ました。

離婚については双方合意しており、離婚条件のみが問題となり、慰謝料も発生しない事案であり、養育費も算定表を基準にした金額を支払うことを伝えていたため、事実上財産分与と解決金が論点でした。

親族間で話し合いを持った時に、双方で合意した数十万円を支払う意思を依頼者の方が持っていたため、その金額を支払うことは私が調停に参加してすぐに伝えました。

あとは、婚姻費用と養育費の差額を支払うと考えて、少しの上乗せはした方が早期解決につながるアドバイスし、依頼者の方も早期解決を選択されました。

こちらの想定する金額を多少下回る金額なら解決金支払うことと、訴訟に移行すれば親族間で合意した内容も撤回して争う旨を伝えました。

相手は熟考の末、こちらの提示額に多少の上乗せをした、こちらが想定した金額丁度を提案してきたので、その条件を受け入れ、無事に離婚成立となりました。

こちらの描いたとおりの条件で私が入ってから早期解決となり、依頼者の方にも喜んでいただけました。

弁護士からの説明を理解され、引くところは引いていただいたため、早期解決につながりました。

執筆者
島武広 
島法律事務所 
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)

当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。

初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>

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