しっかりと依頼者の方に寄り添い裁判離婚した事案

依頼者属性

年代　５０代

性別　男性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　７００万円

相手方　

年代　４０代

職業　会社員

その他の情報

子供の有無　無

別居の有無　有

別居の期間　２年

解決までの期間　１年８ヶ月

争点

離婚

相談のきっかけ

相手方が突然家を出て実家に帰り別居を開始し、相手に代理人が就き協議、調停と進められてきましたが離婚の合意が出来ず、ついに訴訟提起をされたため当事務所を訪れ、いったん検討した後受任となりました。

弁護士の着眼点

別居期間も相当あり、どう考えても離婚は避けられない事案でした。

出来ることは限られていると再三お伝えし、それでも裁判は自分では無理だからということで受任となりました。

ある程度結果は見えていたため、どこまで依頼者の方に寄り添うかが重要でした。

結果

当面依頼者の方の考えを裁判所に伝えることとしました。裁判所には怒られるようなことも含めて主張していき、案の定裁判所から怒られることもありました。

ただ、そのような寄り添う姿勢を打ち合わせなどはもちろん、書面でも行い、裁判所に怒られると思いますと予め伝え、やはり怒られたなどと随時報告していくことで、依頼者の方も徐々に気持ちが変化している様子でした。

裁判もそれなりの期間をかけて行い、尋問まで行ったため、離婚に足りる期間が経過しました。結局判決にて離婚が認められてしまいましたが、依頼者の方からは「先生があそこまでやってくれたから悔いはありません」とおっしゃっていただきました。

基本的には少しでも良い条件で離婚を成立させるのが離婚弁護士としての仕事なのですが、時には受け入れがたい結論を少しでも受け入れやすく寄り添うことも私たちの大事な仕事なのだと教えてもらった事案でした。