相手から離婚を強く求められ、考える時間を稼ぎ、納得の上離婚した事案（30代　女性）

依頼者属性

年代　３０代
性別　女性
職業　看護師
居住地　横須賀市
年収　１００万円

相手方

３０代　男性　
職業　自衛隊
居住地　横須賀市
年収　５００万円
子供の有無　無し
別居の有無　有
解決までの期間　９ヶ月
争点と結果　離婚
慰謝料の有無　０円
財産分与の金額　預金数百万円
解決金　なし

相談のきっかけ

相手方が依頼者の方に対し強く離婚を迫り、離婚するしかないのではないかと考えていたものの、相手方への気持ちがあり、どうすれば良いかわからない状況で当事務所を訪れそのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

まず、依頼者の方の気持ちを伺い、相手方への気持ちがまだまだ残っているものの、相手方が毎日執拗に離婚を迫るため、どうして良いかわからないということでした。
そういうことでしたら、どうして良いかわかるまで時間を空けるべきと助言させて頂きました。
彼の離婚を求める圧力が強かったため、ひとまず実家に戻って頂き圧力から脱するとともに、現状残っている相手方への気持ちを伝えるため、夫婦関係円満調停を、そう簡単に離婚できないことをわかってもらうため婚姻費用分担請求調停を申し立てました。

結果

調停が始まるまでの期間、なかなか眠れないなど依頼者の方は悩んでいらっしゃいましたが、調停が始まり彼の気持ちを色々と聞き、自身の気持ち伝えていくことで、徐々に依頼者の方が冷静な判断が出来るようになっていきました。
それとともに、調停では復縁を主張し、二人で会う機会を設けるなど出来、条件によっては復縁も出来うる状況となっていきました。
相手方が依頼者の方を嫌いになったわけではないことや実家に戻り色々と考えていった結果、依頼者の方自ら復縁を疑問視するようになり、結果期日外での離婚が成立しました。
依頼者の方は、自分で納得するまで考えた上での離婚なので、まったく後悔なく離婚できますとおっしゃって頂きました。
結婚同様、離婚は人生での重大な出来事であり、自らの気持ちを大切にすべきことを弁護士として改めて感じた事案でした。

市役所の離婚について