モラハラで人を傷つけることの恐ろしさ
モラハラをする人は相手を苦しめている自覚がありません。
ごく普通のこととして日々モラハラをするのです。しかも、本気でそういったモラハラをすることで相手のためになっていると思い込んでいることすらあります。
これは本当に恐ろしいことです。
残念ながらこのモラハラはその人特有の性質であり、改善する可能性は極めて低いと言えます。
モラハラのよくあるパターン
よくあるパターンとしてはこのようなことがあります。
モラハラに苦しんでいる側が意を決して実家に帰るのなどの行動を取ります。
親族などにモラハラが知られることになり、「反省している、やり直したい」と反省の態度を一応示します。
しかし、長年続いてきたモラハラをされている側としては安易に信じることはできず、態度を保留します。
すると、「俺はこんなに反省しているのに何でわからないんだ」と逆切れをはじめるのです。
弁護士としてこういったケースをそれほど担当していないときは何が起こったのかわかりませんでしたが、モラハラで苦しむ方の代理人を数多く担当してからは「またか・・・」と思うだけになりました。
一般的な感覚としては、そんなことで切れたら反省が伝わらないだろうと思うのですが、当の本人としては、「自分がわざわざ下りてやっている」という意識をぬぐい切れないのです。
モラハラをする側は、どうして戻ってこないのか不思議だと言わんばかりなのですが、される側としては、殆ど決意していた離婚を、そういった態度でより強固なものにしていくのです。
離婚は諦めない、絶対に復縁しないと決意して、相手方に伝えると、そういったモラハラをする人は、十中八九、養育費や婚姻費用を出し渋ります。
「子供のために離婚はできない」
としきりに主張していたのに、養育費や婚姻費用を算定表通り支払うことを拒み続けるのです。
・反省をすると言っていながら、すぐに逆切れする
・早期復縁が出来ないとわかると途端にお金を出し渋る
このような特徴があるのであれば、その方は筋金入りのモラハラをする人であり、改善は期待できない可能性が非常に高いです。
そういった配偶者と生活していくには、「そういう人だから・・・」と諦める他ないといえます。
今後の人生もそういった苦しさを背負い、傷つけられていくことが賢い選択と言えるのか、検討することが必要かもしれません。
こういったモラハラについてお悩みであれば、是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。
長年多くのモラハラ案件を扱ってきた経験とノウハウに基づき、しっかりと事案に即したアドバイスをさせて頂きます。
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島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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