教師の浮気について
聖職者とも言われる教師ですが、当事務所には不貞行為の一方が教師、双方が教師、果ては浮気された配偶者の方も含めて3人全員教師などというケースもあります。
教師の方は、公立校であれば公務員として経済的に安定しており、社会的な信用もある立派な職業と言え、私立学校でも公立校に準じた待遇のケースが殆どであり、やはり経済的安定性や社会的な信用は同じくあると言えるかと思います。
そんな教師の方が関わる不倫について述べていきたいと思います。
教師に対して慰謝料を請求する場合
配偶者の不倫相手が教師というケースにおいて、その教師に対して慰謝料を請求する場合ですが通常より早期に解決する場合が多いと言えます。
というのは、慰謝料を請求された教師は「あまり大事(おおごと)にしたくない」、「公にされたくない」と思うことが圧倒的に多く、余程過大な金額でなければ、スムーズに慰謝料の支払に応じることが比較的多いと言えます。
慰謝料の金額は、相場としては、100万円~200万円程度なのですが、教師が相手の場合どちらかというと200万円寄りで解決なることが多いと言えます。
細かい金額で争い、長期化や訴訟移行などされてしまい、浮気された側の怒りが頂点に達して教育委員会などに連絡されてしまうと自主退職を余儀なくされることもあるため、とにかく早期に解決しようと金額でゴリゴリ交渉すると言うことは殆どないといえます。
気をつけたいのは、相手のキャリアに影響を与えるような報告をするとその行為が不法行為となってしまうことがあるので注意が必要です。
弁護士に相談の上どうするか決めるのが賢明と言えます。
教師相手に慰謝料請求をする経験が豊富な弁護士であれば、早期に納得のいく解決を導く可能性が高いと言えます。
慰謝料を請求された教師の対処方法
上で述べたことを防御する側として検討する必要があります。
慰謝料が少ないに越したことはありませんが、交渉を優先するあまり、相手を暴発させないことが肝要になってきます。
そのあたりは、バランスを取って対処していく必要があります。
特に、生徒の親と不倫をしているようなケースは防戦一方の避けられないことが多いです。
不倫・浮気相手の配偶者が立てた弁護士から慰謝料請求の通知書が送付されてきて、どうしたらよいか分からないと対応にお困りの方もいらっしゃると思います。
このようなケースでは、弁護士にご相談のうえ、対応を依頼されることをお勧めします。
どこまで主張出来、どこから妥協しなくてはならないか、事案や相手の対応を見極めて慎重に行う必要があります。
その辺りは、弁護士でも経験がないこともあるため、経験豊富な弁護士を代理人として立てることでしっかりとした交渉を可能な限り行うことが重要と言えます。
以上教師の不倫について述べてきましたが、個々のケースでその対応も変わってくるため、まずは当事務所の初回無料相談をお気軽にご利用ください。
適切な解決方法をご提案させて頂きます。
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公務員の離婚のポイント
島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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