モラハラと慰謝料
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基本的にモラハラを理由にした慰謝料を早期段階で得ることは非常に困難です。
というのは、モラハラ夫には自分がモラハラをしているという自覚がまったくないからです。
協議離婚や調停では、慰謝料の支払を強制できないため、基本的には裁判において裁判所にモラハラがあり慰謝料を支払うに足りる事情があるとの判断をしてもらう必要があります。
モラハラの立証は、浮気現場写真などで立証できる不貞行為、写真や診断書で立証できるDVと異なり、難しいのが一般です。
とはいってもモラハラの慰謝料が認められた裁判例も出ており、諦めなくて良い場合もあります。
多少の痛みは伴いますが、
ある程度の期間モラハラを受けている際の音声を録音しておく、
LINEやメールでのモラハラ夫の言動を保存しておく、
モラハラを受けた場合そのことを日々の出来事と一緒に日記に記載しておく、
等しておき、証拠を集めておけば慰謝料が認められることもあるのです。
ただ、先ほど言ったとおり、立証の難易度は高いと言えるので、モラハラ夫との離婚に併せて慰謝料を請求したい方は一度モラハラに注力している弁護士へご相談されることをお勧めします。
また、慰謝料そのものを獲得できない場合でも、協議離婚や調停離婚における交渉のカードとして慰謝料請求を使える場合もあります。
モラハラ夫の中には自分がモラハラ夫と思われること自体に耐えかねる人もいます。
その場合モラハラ夫と言われ、数々の所行をほじくられるより、さっさと離婚してしまおうという割と短絡的な発想をする人もいるのです。
いずれにせよ、モラハラ夫への慰謝料請求をお考えの方は、当事務所の初回無料法律相談を是非ご利用下さい。
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島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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