モラハラ夫と攻撃を受ける妻の性格

まず、モラハラ夫の性格は、自分第一主義であり、うまくいかないことのすべてを他人のせいにします。

これは、自己愛性障害という病気の影響です。

この病気は簡単に治るようなものではなく、専門的な治療を根気強くする必要があります。

しかし、自分のせいにはしないモラハラ夫がそのような治療を受けることはありません。

ですから、基本的にはモラハラ夫に改善は期待できません。

モラハラ夫の現状を我慢するか、離婚するかの２択となってしまいます。

また、モラハラ夫には、弁が立つという特徴があります。

ですので、話し合いをしても論点をずらすことに長けています。

自己の優位性を保つために、あの手この手で話をすり替えます。

ですので、まともな話し合いはできません。

次に、モラハラ夫から攻撃を受ける妻の性格ですが、まず、何かが起きると自分が悪いと考えがちです。

モラハラ夫とは対象的に自分のせいにしがちです。

他には、問題を改善しようとするまじめさがあります。

また、基本的に優しく、人の話をよく聞いてくれます。

気の強い自己主張の強い人などまずいません。

なぜなら、そういった人間ではモラハラ夫がコントロールできないからです。

モラハラ夫は、そういった嗅覚を持っており、元来自分の支配下に置きやすい人を選別するのです。

以上の性格を前提にすると、モラハラ夫は妻を攻撃し続け、妻はひたすら耐えて、自分が悪く、自分が改善すれば夫婦間は良くなると信じて頑張ります。

そのような状況では、まさか自分がモラハラの攻撃を受けているとは認識せず、うまくいかない生活に心を病んでいきます。

逆にモラハラ夫は自己の優位性を確保でき、毎日が充実していると考えます。

以上のような性格の違いから、モラハラ離婚は非常に難易度が高いです。

更に、心を蝕んでいきます。

まずは専門家である弁護士に相談しましょう。

そのような状況から抜け出す術を、モラハラ案件を多数扱う離婚弁護士だからこそ出来るアドバイスをさせていただきます。