離婚調停を早期解決するために必要なこと
離婚調停を申し立てた、もしくは、申し立てられたものの、話がかみ合わず一向に解決のめどが立たないことがあります。
そういった膠着状態にしびれを切らして当事務所へご依頼頂き、ものの数回で解決するということがよくあります。
ここでは離婚調停において早期解決のために必要なことを説明していきます。
離婚調停を早期解決するために必要なこと
大切なのは、その離婚調停が離婚訴訟に移行した時どのような結果となるかを想定し、そこから逆算して自らの主張を組み立てていくことが必要です。
夫婦双方が当人同士の場合、離婚訴訟の結果がどうなるかわかっていないため、噛み合わない主張が続くことがよくあります。
また、一方のみに代理人がつく場合も、相手方が妥当な解決とはかけ離れた主張をしているときに長引いてしまいます。
最近は、弁護士が双方についていても、片方の代理人が依頼者の言いなりとなり事件を錯綜させる事案も増えています。
余程のことがない限り、弁護士自身は自ら主張することが裁判所において通らないことを知っているにもかかわらず、依頼者の突飛な意見を主張し続けるため、一番たちが悪い事案ともいえます。
そういったケースで早期解決させるためにまず必要なことは、ご自身が離婚裁判において出るであろう判決がどうなるかを把握することです。
その把握が出来れば、「離婚訴訟になれば結局こうなるはずだ」と主張することで、調停委員も説得でき、調停委員から相手方を説得してもらうこともできます。
ただ、注意したいのは、弁護士なしでの調停では、調停委員は、理屈が通っていても自らの意見に拘泥することがあります。
そういった場合は、調停委員が解決を妨げる原因となります。
また、相手方が弁護士を付けない、もしくは付けているが見当違いな主張を繰り返す場合には単に離婚判決の内容を把握しても解決には結びつきません。
そういった場合に採る方法は2つあります。
①離婚訴訟に移行する
1つ目は、調停を諦めて、離婚訴訟に移行することです。
そうすれば、見当違いの主張を相手がしても、裁判官から撤回を求められます。
ただし、訴訟は書面主義であり、通常の方ですと弁護士を付ける必要があります。
②弁護士をつける
2つ目は、上で少し述べましたが、弁護士を付けることです。
離婚に注力している弁護士であれば、止まっていた時間を一気に進めてくれることもあります。
蓄積した事案ごとのノウハウを適切に利用して、何が問題となっており、どうすれば話が進むのかを適切に選択していきます。
調停が膠着してからいらっしゃる依頼者の方は皆さん
「こんなことならもっと早く頼めばよかった」
とおっしゃります。
さいごに
以上述べてきましたが、まずはご自身の調停が何を原因に行き詰っていて、どのような対応を取ることで打開できるのかを確認されてはいかがでしょうか。
まずは当事務所の初回無料相談をご利用ください。
事案ごとに適切なアドバイスをさせていただきます。
島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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