男性側において子の監護権を獲得した事案

依頼者情報

年代　３０代

性別　男性

職業　自営業

居住地　横須賀市

年収　５００万円程度

相手方情報

３０代　女性　パート

居住地　県外

年収　１００万円程度

子供の有無　あり

別居の有無　あり

解決までの期間　６か月

争点と結果　子の監護権と引き渡し

慰謝料の有無　なし

財産分与の金額　なし

解決金　なし

相談のきっかけ

自営業の悩みを抱えた相手方が、一人実家に帰ってしまい、その後依頼者の方はお子様と二人で頑張って生活していました。相手方の別居から数か月経った後、裁判所からこの監護権に基づく引き渡しの呼び出し状が届き、当事務所を訪れ、そのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

子の監護権に基づく事件は、通常の弁護士の数倍、数十倍経験しており、事案からして、男性側でも十分に戦えると考えていました。

結果

まず、相手の申立書を見ましたが、おそらく子の監護権についての経験がないと思われました。

この事件は、スピードと第一印象が非常に大事であり、まったく中身のない申立書を出してくれたため、こちらは大きなチャンスだと考えました。

すぐに準備を始め、依頼者やご家族には何度も書面の書き直しをしてもらい、更に、保育園、職場などにも赴き、現状の監護状況を詳細に調査し、書面化していきました。

十分なものが用意できたため、一気に書面を提出し、この時点で殆ど勝負ありでした。

その後、こちらの書面を参考にしたような書面と証拠が出てきましたが、現状を覆すような理由があるようには見えませんでした。

その後、調査官による調査が開始され、全面的に協力していった結果、監護権を移す必要はないという報告書が出されました。

その後の期日で、相手方は、手続を理解していないような主張をしてきましたが、裁判所からも諭され、申立をすべて取り下げ、終了となりました。

子の監護権は、弁護士によって結果が大きく変わる事件といえます。

従前の事件では、同じレベルで、事件の肝を理解していることはありませんでした。

お子様のことがかかっている大事な事項ですので、是非弁護士選びは慎重になさってください。

当事務所は、常に数件の事案を抱えており、他事務所に比して圧倒的な経験とノウハウを有しています。