不貞行為の証拠になる写真とは

不貞行為の証拠として、写真が重要であることはいうまでもありません。

しかし、一般の方の中には、どういった写真が証拠になるか、理解されていない方が散見されます。

ここでは、不貞行為の証拠となる写真認ついて説明していきます。

１　不貞行為の証拠となる写真

端的に言ってしまうと、性行為があったことを示す写真となります。

具体例は下記のとおりです。

行為中の写真や裸の写真

直接的な写真だけでなく、下着姿の写真やベッドでのツーショットなど、行為の前後であることが伺えるような写真も不倫の証拠となります。

ラブホテルに出入りしている写真

これも不倫の証拠になります。

中では話していただけ、などいう言い訳をしても通用しません。

どちらかの自宅に出入りしている写真

自宅に出入りする写真も不倫の証拠になります。

ただし、宿泊か長時間滞在していることがわかるものでなければいけません。

性行為をしたと疑われるに足りる滞在時間が必要です。

宿泊している様子がわかる写真

旅行などで、２人が同部屋で宿泊していることがわかる写真は不倫の証拠になります。

２　不倫の写真の見つけ方

過去、証拠となった不貞行為の写真は以下の経過で見つかることが多いです。

スマホのフォルダ内の写真

写真フォルダから写真を見つけることができれば、その写真が撮影された時間まで知ることができます。

LINEのトーク

不倫相手とのLINEのトーク上に残っている可能性があります。

最近では最も多いといえます。

気が緩むのか、行為動画や画像を送っていることがあります。

SNS

XやInstagramなどのSNSは、簡単に新しいアカウントを作ることができ、更に鍵付きのアカウントにすることができます。承認した人だけが見られるアカウントで不倫相手とやりとりをしている可能性が考えられますので、一度確認しましょう。

３　写真を撮影・保存する際の注意点

以下注意点を挙げます。

写真は撮影して保存する

写真を保存する際は、ご自分のスマホなどで撮影して保存しましょう。

複数枚、撮影する

１枚だけでなく複数枚撮影しておきましょう。

日付や場所も併せて保存する

写真を保存する際は、撮影された日時や場所も併せて保存しましょう。

ぼやけていないか、顔が写っているか確認する

写真を撮影・保存する際は、ぼやけていないか、ブレていないか、配偶者や不倫相手の顔がハッキリと写っているかどうかも確認しましょう。

４　写真を見つけたら

慰謝料請求に必要になるのが、「不倫相手の名前」と「住所（または勤務先）」の２点です。

不貞行為の証拠となる写真が見つかるケースでは、その過程で明らかになることが圧倒的です。

まだわからない場合、泳がせて確かめることも検討しましょう。

５　探偵に依頼する

一番確実といえます。

実力のある信頼できる探偵を見つけましょう。

単なる素人が担当し、高額な支払いを要求されることもありますので、慎重に選びましょう。

以上、不貞行為の証拠となる写真について述べてきました。

実際に証拠なるかは個々の事案で異なります。

ご自身の持っている写真が証拠になるかわからない場合、専門家である弁護士に相談しましょう。

是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。

離婚・不貞慰謝料請求事案を数多く担当してきたからこそできるアドバイスをさせていただきます。