資力のない相手方に慰謝料を支払わせ調停離婚した事案

依頼者属性

年代　３０代

性別　女性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　３００万円

相手方　

年代　４０代男性

居住地　横須賀市

職業　自営業

年収　なし

その他の情報

子供の有無　無

別居の有無　有

解決までの期間　１０か月

争点と結果

慰謝料

慰謝料の有無　１００数十万円

財産分与の金額　なし

解決金　なし

相談のきっかけ

ご主人の不貞行為が発覚し、動かぬ証拠を押さえた上、今後に悩み来所されそのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

相手方が自営業をしており、業績が芳しくなく慰謝料をどこまで回収できるかがポイントでした。

結果

交渉したものの「お金がない」を繰り返すだけだったため、やむなく調停を申し立てました。

調停でも相手方は「お金がない」と繰り返していましたが、相手に代理人が就いていなかったため、何度か相手方と調停員を交えて直接調停室で交渉することが出来ました。

徐々に相手方の態度が軟化したため、一気に条件を詰めることとしました。

終盤再度、直接調停室で交渉することが出来、１００万円を超える慰謝料の提示にこぎ着けました。

これだけでも奇跡的と言えましたが、その後やり取りを繰り返し、最終的には１００万円から数十万円の上乗せに成功し、支払も一括払いを確保して無事解決となりました。

通常コロナウィルスの影響はマイナスとなりますが、本件ではその間に相手方がお金の工面が出来たためこの条件を引き出すことが出来ました。

諦めずに、焦らずに、求め続けたことがこの結果に繋がったと思います。