たった一回の期日で調停離婚したケース(30代・男性の離婚事例)

依頼者属性

年代　　30代
性別　　男性
居住地　横須賀市
年収　　600万円

相手方　
年代　　30代
性別　　女性
職業　   会社員
居住地　東北地方
年収　２００～３００万円
子供の有無　有　５歳
別居の有無　有
解決までの期間　２ヶ月
争点と結果　離婚　親権　養育費の金額
慰謝料の有無　０円
財産分与の金額　ほぼなし
解決金　なし

相談のきっかけ

相手方が子供を連れて家を出て、調停申立てをし、調停申立書を受け取り期日まで余裕がない段階で来所され、その後受任することになりました。

弁護士の着眼点

受任後すぐに相手代理人に連絡し早期解決の可能性を探ってみましたが、調停での解決を相手方希望されているとのことで、やむなく調停での早期解決と依頼者の方の望む条件での解決を目指すことあとなり、どのような方策を採っていくか行くかが重要となりました。

結果

結果的には初回の調停で調停離婚となりました。

当然申立人から調停委員との話合いをし、相手方からの条件が出されたところ、相手方の主眼がこちらとは違うところにあることがわかりました。依頼者の方が一番こだわっている点についてはさほど関心がない様子でした。

また、調停を長引かせると婚姻費用の支払期間が長くなり、それに伴い支出が増えるため、譲れるところを譲り早期に解決した方が得であると言うことを再度相手方が調停委員と話している際に依頼者の方に説明し、駆け引き無しの条件を提示し離婚に関する話合いはまとまり、その他の点も初回で合意し無事調停離婚成立となりました。

双方の譲れない事項と譲りうる事項を早期に把握し、その点を基礎に一気に条件を詰めたことが早期解決を実現できたのだと思います。