子供に対してモラハラをする配偶者と離婚する方法

子供へのモラハラに気づいたら
とてもではないが躾とは思えない
どうして上の子ばかりにひどいことを言うのか
子供が父親に委縮してしまっている
こんなことに心当たりはないでしょうか。
もしおありなら子供へのモラハラの可能性があります。
昨今、多種多様なハラスメントを認識するにあたり、上述したような配偶者がとるお子様への対応に疑問を感じて相談にいらっしゃる方が増えています。
子供を守るための決断
ご自身のことは我慢できてもお子様のことは我慢ならない。
至極当然のことと思います。
配偶者は所詮他人であり、お子様は血を分けた大切な存在なのですから。
そういったお子様へのモラハラに離婚を決意する方が年々増えております。
皆様も配偶者のお子様への対応に疑問が生じているならぜひ一度ご相談にいらしてください。
ここからは離婚を決意した後について述べていきます。
別居
一番大事なのはモラハラがある今の環境から離れることです。
1日も早く別居することをお勧めします。
モラハラをする配偶者から離れるのが早ければ早いほど、いつものお子様に戻るのも早くなります。
別居が離婚を決定づける
相手が離婚を拒んだ場合、この別居こそが離婚を決定づける要因になります。
というのは別居を開始すれば、いつの日か配偶者婦関係の破綻が認められ、裁判所は判決で離婚を認めてくれるからです。
婚姻費用の重要性
そして大きいのは婚姻費用の支払いです。
モラハラ配偶者は基本的にお金を出し渋るので、いずれは離婚が認められるなら、それに伴う出費を最小限に抑えようとします。
そこを逆手に取り、婚姻費用を可能な限り高い金額にすることで「離婚したほうが得だ」と思わせることが肝要です。
【注意点】別居前の相談
ただし、民法改正に合わせて、相手の同意なしの別居について、以前よりマイナスに評価される可能性があります。
別居前に専門家である弁護士に相談することをおすすめします。
ただ、今回のケースはお子様へのDV・モラハラなので余程のことがないかぎり大丈夫でしょうが。
離婚の提案
大切なお子様にすらモラハラをするような配偶者ですから簡単には離婚を認めない可能性が高いです。
そのような場合は離婚調停→裁判と進み、離婚への固い決意を示し、出来れば弁護士を入れることをお勧めします。
詳しくはこちら
弁護士を入れるメリット
なぜかというとモラハラをするような人間は基本的に弱きものに強く、強きものに弱いことが多いのです。
妻相手に意気込んでも、いざ弁護士を前にすると意気消沈しておとなしくなります。
裁判所と弁護士の力を利用することでモラハラ配偶者にこれ以上結婚生活を継続することが出来ないことを認識させましょう。
その他機関の利用
配偶者のお子様への対応がおかしいと感じたら児童相談所に相談するのも有効です。
躾とモラハラの境界線を明示してくれ、今後すべきことの指針を与えてくれると思います。
離婚が長引いたとき、離婚事由を基礎づけることにもなります。
警察への連絡
また、配偶者の方が、お子様に手を上げるようでしたら、警察に連絡することもご検討ください。
お子様の命・心身よりも大切なものはありませんので。
子供への影響を最小限に
なぜここまで言うかと言えば、本来自分を守ってくれるはずの親からモラハラを受けることは、想像以上にお子様のダメージとなり、場合によってはお子様の人格形成に多大な影響を与えます。
モラハラを受けるような自分が悪いんだと自らを責めてしまうと後々まで大きな影響を与えることになります。
お子様の健全な発育を確保するためにも、お子様のためには各種機関へ相談するとも視野に入れてください。
さいごに
以上お子様にモラハラする配偶者と離婚する方法を述べてきました。
本当につらいことと思います。
まずはお子様もご自身も悪くないんだ、ということを認識してください。
そのためにも1日でも早く専門家である離婚弁護士に相談することをお勧めします。
きっと現状を打破するヒントを得られるはずです。
是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。
島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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