サイレントモラハラについて
サイレントモラハラは、相手に気を遣わせるよう仕向けて精神的な負担をかける嫌がらせのことをいいます。
直接的な言動で相手を不快にさせたり威圧したりするわけではありません。
相手を無視したり、話しかけても関心がなさそうな顔をしたり、ときには、ぼそりと嫌味を言うなどして、相手を追い詰めていきます。
サイレントモラハラは直接的な言動がないため、周囲の人はなかなか気づくのは難しく、当事者本人が被害者であることを自覚していないケースさえあります。
代表的なものは
・無視をする
・話しかけてもそっけない態度を取る
・不機嫌さを態度で示す
・急に黙り込み話さなくなる
・無言のまま、じっとにらみつける
・大きなため息をついたり舌打ちをしたりする
・ぼそりと小言や不満を口にする
になります。
このような態度を繰り返し、通常のモラハラと同様に相手を追い込んでいきます。
サイレントモラハラを受けている人の特徴
サイレントモラハラを受けている人にも特徴があります。
・パートナーの顔色をうかがいながら会話をする
・自分に自信がない
・相手の言葉に過敏に反応する
・他人の反応を気にする
・友人らとの約束より家庭を優先する
などです。
モラハラをする人間が伴侶に選ぶのですから、上記のような特徴を持つ人が多いのも理解できます。
このような受け身の姿勢になると、サイレントモラハラは悪化していき、外部との接触へいるため、抜け出すことが難しくなります。
サイレントモラハラを受けたときの対処法
・相手の言動を気にしない
・別居する
・離婚を検討する
ということが挙げられます。
ただ、気にしないですが、モラハラを受ける苦しさからして、それが出来るなら誰も苦労しないともいえます。
そうすると抜本的な別居か離婚となります。
そういった態度を取る人から離れることが最も有効な方法です。
サイレントモラハラが原因で離婚できるか。
正直中々難しいといえます。それだけでは離婚事由になることは稀でしょう。
やはりモラハラ状況から脱し、離婚を確定させるためにも別居することから始めることをおすすめします。
サイレントモラハラの証拠収集
サイレントモラハラで難しいのは証拠が収集しにくいことです。
・日記をつける
・SNSのメッセージは保存する
・録画や録音をする
・相談窓口を利用する
・医療機関を受診する
などが考えられますが通常のモラハラと違い決定打にはなりにくいといえます。
諦めずにコツコツと揃えていきましょう。
以上、サイレントモラハラについて説明してきました。
表向きは、ただの夫婦喧嘩とも考えられる可能性もあり、非常に難しい案件といえます。
是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。
モラハラ案件を多数扱う離婚弁護士だからこそ出来るアドバイスがあり、今後の見通しと処方箋などをしながら解決策を提示させていただきます。
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島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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