モラハラの苦しみ
・ もくじ ・
モラハラの被害を受けると非常に辛い思いをします。
当然と言えば当然なのですが、モラハラの構造的問題でその「苦しみ」は非常に大きくなります。
1つ目の原因としては、モラハラ被害者が自分に対してモラハラをされていると気づかないことにあります。
モラハラ夫は、自分の意見を相容れず、気の強い人と結婚しようとはしません。
言うことを聞いてくれ、更に、大人しくて自分の意見を強く言えない人を伴侶として選びます。
人の言うことをよく聞き、優しい性質を持っている方が、モラハラを繰り返されると、
「私が悪いせいで・・・」
「ちゃんと悪いところを直せば仲良くできる」
と自分のせいしがちなのです。
しかし、モラハラ夫は、相手を攻撃して自分の立場を優位したいだけですので、被害を受ける方が悪いわけでもなく、指摘された点を改善しても、特に効果はないのです。
それでも、
「私がしっかりしないと・・・」
と自分に、自分に原因を向け、モラハラの被害を受けているという認識になかなかたどり着かないのです。
そのため、モラハラを繰り返され、徐々に精神を病んでしまうことになりかねないのです。
2つ目は、改善されないということです。
モラハラ夫は、何かを改善したくて自己主張するのではなく、単に相手が優越的地位に立ちたいだけなので、言われたことを改善してもモラハラは繰り返されます。
モラハラは、手を変え品を変え何度も何度も繰り返され、徐々に精神を病んでいきます。
モラハラ夫は、妻を痛めて喜びを感じますが、妻の方は、何をしたらよいのかわからず、永遠に苦しみが続いていきます。
3つ目は、他人に理解されない苦しみがあります。
モラハラ夫は、外面がよく、それなりの職に就いているため、周りから見ると
良い夫、良い父
と認識されることが多く、特に家族や親しい友人などからは
「いい旦那さんでうらやましい」
「幸せな家庭ね」
などと言われます。
極めて身近な人にそのように言われると、元々自分に原因があると思いがちの人が多く
「私が我慢すれば皆が幸せになる」
「このような我慢は我慢とはいえない」
「悪いのは私」
と考えてしまいます。
信頼している周囲からも理解されず、ますますモラハラを受けているという認識から遠ざかってしまうのです。
このような場合は、モラハラ夫を直接知らない友人に相談をしてください。
客観的な意見を聞き、モラハラを疑う事情があるか一緒に考えてくれるはずです。
モラハラの苦しみから脱するには、まずは自身がモラハラを受けていることを認識しないとなりません。
まずは専門家である弁護士に相談しましょう。
是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。
多数のモラハラ案件を扱う弁護士だからこそ出来るアドバイスがあります。
現状を把握することはもちろん、離婚全般について事案ごとに適したアドバイスをさせていただきます。
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島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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