離婚調停途中から弁護士に依頼をお考えの方へ
・ もくじ ・
調停は話合いの場所だから弁護士を付ける必要はない
そんな考えで弁護士に依頼することなく離婚調停に臨まれる方がいらっしゃいます。
実際に調停に参加してみて、下記に述べるような理由から調停中に当事務所へ相談いらっしゃって、そのままご依頼頂くケースが多々あります。
ですので、
途中からでは受任してもらえないのではないか
などお考えになる必要はありません。
1日でも、1時間でも、1分でも早くご相談・ご依頼頂ければ、結果を変える余地がそれだけ多くなります。
以下では、今までご依頼頂いた中でどのような理由で途中で当事務所にご依頼頂いたかをまとめていきます。
1 相手に弁護士が付いた
武器対等の原則。
要するに相手に専門家である弁護士が就いた以上、自分も弁護士をつけないと劣位になってしまいます。
相手と対等に離婚条件を詰めていく、そのためにはご自身にも弁護士が必要です。
よく相談者の方に例えて説明するのですが、
東京から大阪まで、新幹線に乗っていくのと徒歩で行くとの違いを考えてみて下さい。
とよく話しています。
徒歩でもいつかは大阪に辿り着くのですが、それまでの経過にかかる労力や不安は莫大なものとなります。
やはり弁護士に対抗するのは弁護士といえます。
2 調停員が話を聞いてくれない、相手の肩を持つ
これも良くある話です。
何を言っても話を聞いてくれず、調停員の考えを一方的に押しつけられる。
そんな悩みを抱えて事務所にいらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
こういったケースも解決策は簡単です。
弁護士を付けて下さい。
それまでの態度がウソのようにご自身の意見を弁護士に代弁してもらえば話を聞いてもらえます。
依頼者の方にはよく
「何でこんなに態度が変わるのですか?もっと早くに頼んでおけば良かった」
などとよくおっしゃって頂きます。
話は簡単で、調停員は法律の専門家ではなく、弁護士が出てきてしまうと自分の意見を押しつけるのではなく、話を聞くことに集中してくれるのです。
それに対して、ご自身のみで調停に行けば、調停員は自分の方が調停に詳しい、だから自分の意見に従うべきだと考える方いるのです。
どうにもならない調停員対策はやはり弁護士をつけることです。
3 相手の要求が相場からかけ離れている
慰謝料を支払う事由などないのに法外な慰謝料を請求し続ける
相手の求める養育費を支払うと生活出来ない
別れる妻の今後の生活費まで求めてくる
自宅にそのまま住み、ローンはこちらに支払えと言ってくる
などなど、当人同士の調停や相手のみ弁護士が付いている調停では、裁判ではおよそ実現不可能な過剰要求をされることが多々あります。
そんな場合にはやはり弁護士を付ける必要があります。
というのは調停で過剰な要求をしてくる場合の一番の対処法は、
「それなら裁判で判決を取る」
ということに尽きます。ご自身がいくら裁判をやると言っても、出来るんですか?という話になり相手にプレッシャーがかからないのです。
弁護士を付けて、そんな条件を飲むくらいなら裁判で判決取ります、と言えば、相手は改心することが多いです。
仮に改心しなければ本当に裁判をしてしまえば良いのです。
以上述べてきたケースが調停の途中で弁護士を依頼される方の代表的なパターンです。
他にも理由はあるのですがこの三つが9割以上を占めます。
皆さんはどのようなお悩みを抱えていらっしゃいますか。
弁護士への依頼を検討している方もそうではない方も是非一度弁護士へ相談されてはいかがでしょうか。相談だけでも多少の解決策は得ることが出来ますし、信頼できる弁護士であれば依頼することで一気に現状打破が出来るかもしれません。
まずは当事務所の初回無料法律相談をお気軽にご利用下さい。
離婚調停についての関連記事はこちら
離婚調停をお考えの方へ
離婚調停で失敗しないために
離婚調停は弁護士なしでも大丈夫?
離婚調停を申し立てたい方へ
離婚調停途中から弁護士に依頼をお考えの方へ
調停を申し立てられた方へ
調停が不成立となってしまった方へ
島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>