二世帯住宅の所有権と愛車を確保し、長期化案件を8か月で成立させた事例
依頼者属性
年代 40代
性別 女性
職業 会社員
居住地 葉山町
年収 200万円
相手方属性
相手方 50代
会社員 年収700万円
その他情報
子供の有無
二人 成人の大学生と高校生
別居の有無
1年
解決までの期間
8ヶ月
争点と結果
離婚、財産分与、慰謝料、親権
相談のきっかけ
相手から不貞行為を疑われ、夫婦関係が悪化しご主人が家を出て別居となりました。関係に改善がないため離婚を決意して当事務所を訪れそのまま受任となりました。
弁護士の着眼点
離婚を望まない相手を説得できるか。
出来たとしてもすでに住宅ローンが終わっている二世帯住居があり、依頼者のご両親も住んでいるためそこを確保できるか。
私学に通う二人の子供教育費をどのような形で分担するか、など決めるべき事や譲れない事項が山積みされており、相手の特有財産の主張があったときどこまで防げるかやってみないとわからない要素が多い難事案でした。
また、相手は依頼者の方の不貞を疑っており、有責配偶者の主張や慰謝料の請求がなされると長期化は避けられない要素もありました。
結果
離婚をしない意向を堅持する相手方でしたが、何とか離婚することを渋々納得してもらい条件面の話合いに移行できました。
相手が特有財産を主張してきたらおそらく家の確保は出来なかったのですが、相手方がそこは主張しないため、こちらも早期解決を目指しました。
有責配偶者や不貞の主張もあるにはありましたが大きな問題とはならずに条件面の話合いを優先し、スピーディーに話を進めていきました。
通常の財産分与の流れとなり、多少こちらに不利な内容とはなりましたが、無事に主眼だった家の権利の全てと気に入っていた愛車を手に入れることが出来ました。
子供の教育費についても基本的に相手方が負担することとなり、こちらとしては大満足の解決となり依頼者の方から感謝して頂けました。
こちらが細かい点に拘り欲深い方針だったら、特有財産の主張をされ家も確保できない可能性が高かったかと思います。その辺り交渉の勘所を見極め、依頼者の方にもご納得頂いたからこそ早期にこちらの要望を満たせた事案でした。
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島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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