離婚を拒む相手方と双方の財産をそれぞれが取得し訴訟において離婚した事案
解決事例:離婚・財産分与
離婚を拒む相手方と双方の財産をそれぞれが取得し訴訟において離婚した事案

相談のきっかけと弁護士の対応
依頼者の方は、長年の暴力やモラハラを理由に別居を開始されましたが、相手方は「離婚はしない」の一点張り。話し合いによる解決は極めて困難であることが予想されました。当事務所では、受任直後から調停・訴訟を見据えた長期的な戦略を立て、粘り強く交渉を進める方針を固めました。

解決までのプロセス
調停でも相手方の態度は変わらず、平行線のまま不成立となり、訴訟へと移行しました。訴訟では、双方の使途不明金に対するこだわりや、法的根拠のない極端な主張が繰り返され、審理は複雑化しました。受任から4年という歳月が流れましたが、当事務所は一つ一つの争点に対して粘り強く法的反論を重ね、双方が妥協できるポイントを模索し続けました。

解決のポイント
最終的には、双方が妥協できる「決着点」を見つけ出し、和解離婚が成立しました。内容は、双方の現有財産はそれぞれが取得しつつ、相手方が現在居住している不動産を財産分与として譲渡するという合理的なものでした。依頼者の強い希望に寄り添い、裁判所が必ずしも受け入れない主張であっても、納得感のために丁寧に主張し尽くしたことが、長年の争いに終止符を打つ鍵となりました。
事例の詳細
離婚を拒む相手方と双方の財産をそれぞれが取得し訴訟において離婚した事案
年代 60代
性別 男性
職業 会社員
居住地 三浦市
年収 400万円
相手方
60代 女性 パート
居住地 県外
年収 100万円程度
子供の有無 あり 成人済み
別居の有無 あり(争いあり)
解決までの期間 4年
争点と結果 離婚、財産分与
慰謝料の有無 双方なし
財産分与の金額 双方の財産をそれぞれが取得し、相手の居住する不動産を財産分与
解決金 なし
相談のきっかけ
依頼者の方は、長年奥さまから暴力を受け、モラハラの被害もあり、別居を開始し、特に夫婦でいる必要性を感じなくなり、当事務所に相談にいらっしゃり、そのまま受任させていただきました。
弁護士の着眼点
事情を伺う限り、相手は一筋縄でいかないことが想定され長期戦になることは必至でした。
結果
相手に通知を送り、相手からすぐに連絡がきたものの、「離婚はしない」の一点張りで、話し合いがまったく進展しませんでした。相手の主張はまったく法的根拠に基づかないものであり、協議は厳しく、調停も難しいと感じました。
すぐに調停を申し立てたところ、相手の主張は変わらず嚙み合わない話を繰り返すばかりでした。
結局調停も不成立となり、訴訟となりました。
訴訟でも相手の主張は変わらず、依頼者の方も使途不明金に強いこだわりを見せ、錯綜していきました。
双方の主張が延々と繰り返され、開きは大きいものがありましたが、少しずつ粘り強く訴訟遂行していき、受任から4年経ってようやく双方が妥協できる決着点を見つけることができ、ようやく和解で離婚成立となりました。
基本的に双方の財産はそれぞれが取得し、相手が居住している不動産を相手に財産分与するというものでした。
合理性のない主張をすることもありましたが、依頼者の方が望む以上、裁判所が受け入れないとしても主張することで依頼者の方に納得してもらうことも弁護士の役割の1つである、といえる事案でした。
島・鈴木法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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