40代から50代の離婚する場合に弁護士に相談すべき理由

このままでよいのだろうか

残りの人生は好きに生きたい

などと考えて離婚に至る４０から５０代の方がいらっしゃいます。

そんな４０から５０代の方が離婚をしたいと考えた時に弁護士に相談すべき理由をここでは説明していきます。

１　今後の生活を考える必要がある

特に女性側が該当するのですが、今までパートや専業主婦をしていた方は、今後の生活をどうするのか考えなくてはなりません。

離婚までの間、そのときに別居するのかどうか、別居して婚姻費用はいくらもらえるのかを考える必要があります。

逆に、婚姻費用を支払う側であれば、住宅ローンなどを抱えながら婚姻費用を支払うといくら手元に残るのかなどを頭に入れる必要があります。

また、財産分与や慰謝料を取得できるとして、それがいつ手元に入るかも考えなくてはなりません。

年金分割についても、５０歳を超えているなら年金シュミレーションをして老後の生活をイメージする必要があります。

逆に、財産分与や慰謝料を支払う側は、どのような方法でいくら支払い、その後にどのような資産状況となり、月々の暮らしがどうなるかを把握しておく必要があります。

以上のことをご自身だけで行うのはなかなか難しいことです。

相談にいらっしゃる方の中には、こういったことをまったく考えたこともない方もいらっしゃいます。

以上のことを弁護士に、特に離婚に注力している弁護士に相談すれば、殆どの事項について見通しを与えてくれます。

２　慰謝料請求の可否や防御策を教えてくれる

配偶者が浮気やDVをしたときに慰謝料を請求したいと考えている場合、証拠の有無がその成否を分けます。

慰謝料を請求するに足りる証拠があるかどうかを一般の方が判断するのは難しいと考えています。

相談にいらっしゃる方には、バイアグラや避妊具を写した写真や壁に空いた穴の写真などを持ってきて証拠になるか聞かれる方がいらっしゃいます。

残念ながらそのような証拠では厳しいのです。

そういったときに弁護士に相談すると、その証拠での慰謝料請求の可否がわかりますし、請求できる場合に相場はいくらか教えることも可能です。まだ、相手に気づかれていないならそこから証拠を取る方法を教えてもらえる場合もあるでしょう。

逆に、慰謝料を請求される場合、どのような方法で支払わなくて済むようにするか、支払うにしても金額を下げていくかについても、離婚に精通する弁護士であれば即答してくれるはずです。

そういった意味でも、慰謝料が問題になった場合に弁護士へ相談するメリットは大きいといえます。

３　財産分与を成功させる可能性が上がる

４０から５０代の離婚では、財産の種類も多く、金額も高額となることが一般的です。

この財産分与の成否が、その後の生活を左右するといっても過言ではありません。

不動産があることが多く、退職金や生命保険解約返戻金の額も高額となり、自動車や株式や積み立てなどもあることもあります。

どのような財産があるのか。

あるのはわかっているものの見つからないときにどうやって相手にその財産を開示させられるのか。

その財産の価値はいくらなのか。

取得を希望する財産をどうやって手に入れるのか。

現在行おうとしている財産分与は公平なものといえるのか。

などをご自身だけで判断できる人は少ないでしょう。

そういったときに弁護士に相談をすると財産分与の道筋をつけることができます。

また、金額が多く、内容が複雑など、弁護士に依頼すべきかどうかも併せて判断してもらえるでしょう。

以上、４０から５０代の方が離婚する場合に弁護士に相談する場合について説明してきました。

ご自身のみで出来ることには限界があります。

そういった場合に弁護士に相談することで人生の新しい一歩を幸先の良いものに出来る可能性が上がります。

是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。

離婚弁護士ならではのアドバイスをさせていただきます。