明確な離婚原因が無い方が早期に離婚するには
浮気やDVといった明確な離婚事由がない場合、早期に離婚するにはどうすればよいのでしょうか。
いきなり答えを言ってしまうと、配偶者が離婚を受け入れてくれることで離婚が成立します。
どうすれば配偶者が離婚を受け入れてくれるでしょうか。
今回は、上記ケースでの対処法を説明していきます。
配偶者が離婚を受け入れてくれるケース
多くのケースでは、①情熱と②お金で早期離婚となることが多いといえます。
①情熱
とにかく離婚意思が固く、何があっても戻らない意思を相手に伝えることが肝要です。
戻る可能性もあるが離婚してほしいと考えている、では相手も諦めようがありません。
何があっても離婚するという熱量が相手に伝わると相手も仕方ないと考えるようになります。
当事務所ではタイミングが肝要ですが、ここぞということきに本人に直筆の手紙を書いてもらっています。
交際から現在までを振り返り、どうして離婚したいと考えるようになったのか、事細かに書いてもらいます。
このような逆ラブレターにより、そんなときからそんな思いでいたのか・・・と理解してもらえることがあります。
②お金
どうしても離婚したい場合、別居すれば、いつの日か離婚できることになります。
そういった状況であれば、相手方が離婚を引き延ばした場合に得られる条件と同等、もしくはそれ以上の条件を提示することで離婚を受け入れることも多くあります。
ただ、感情的にまだ離婚が考えられないという人に向けて、焦ってお金で解決しようとすることは状況を錯綜させる原因になるため注意が必要です。
また、婚姻費用を受け取る側であれば、しっかりとした金額を受け取る合意をすることで早期離婚を導ける場合があります。
離婚が成立すればご自身の生活費を相手方は支払わなくてよくなります。
そういったことからも、①で述べた情熱が伝わり、もう戻ってこないことを理解すると長く婚姻費用を支払うのがばかばかしいと考えて早期離婚に応じてくれることが多くあります。
ですので、婚姻費用をしっかりとした金額にすることはとても重要です。
逆に、婚姻費用を支払う側なのであれば、安易に高額な婚姻費用を支払うとすると、相手方は離婚する理由がなくなってしまいますので注意が必要です。
さいごに
以上、離婚事由がない場合に早期に離婚するためには、について述べてきました。
実際は事案ごとに、早期離婚導く理由が異なり、提案もどのタイミングでするかによって結果がまったく変わってきます。
やはり、離婚に注力している弁護士に依頼することが早期解決の一番の近道であるといえます。
明確な離婚事由がないが早期離婚を実現したい方、まずは当事務所の初回無料相談をご利用ください。
早期離婚に必要な事項をしっかりとアドバイスさせていただきます。
島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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