妻の妊娠中に不倫されたら
実は妻の妊娠中に浮気をする方は結構いらっしゃいます。
妻が身動きを取れないのをよいことに羽目を外したり、単に妻との性行為ができないため我慢できずに外で行うなどのケースがあります。
ここでは妊娠中に浮気をされた場合について説明していきます。
1 慰謝料の増額事由になる
妻の妊娠中や出産直後といった時期の不倫は、通常の不倫よりも増額されるのが一般的です。
その理由は
- 妻の心身への多大な負担
- 悪質性の高さ
にあるといえます。
女性は出産に際して命がけで臨みます。
そんなときに浮気をすることについて裁判官は厳しい態度を取ります。
慰謝料が増額されて当然といえます。
2 妊娠中の不倫慰謝料の金額
離婚に至らない場合でも100万円以上、離婚に至る場合は200万円~300万円が多く、妊娠中ではない時期よりも高額となります。
証拠としては
- 不貞行為の証拠
- 妊娠中の証拠
が必要になります。②は簡単に証明できますので、①があればよいことになります。
離婚をしない場合でも、不貞相手に慰謝料を請求することは大切です。
厳しい対応をして、慰謝料を支払ってもらうのはもちろん夫との接触禁止条項と違約金規定を設け、再燃することを防ぐのが重要です。
また、夫に対しても、次同じことをしたら離婚および離婚条件を詳しくまとめた書面を残し。離婚届に署名押印させることは重要です。
浮気抑止力になります。
産後に夫の不倫が発覚した場合も時効にさえかかっていなければ請求可能です。
妊娠中の浮気は一人で悩まずご相談を
以上、妊娠中の浮気について説明してきました。
本来人生で最も幸せな日々である妊娠出産期に浮気をするというのは相当な裏切り行為です。
お子様のこともあるので簡単には決められないかとは思いますが、ご主人と再構築するにしても不貞相手を排除しなくてはなりません。
一人で悩むのではなく、周りの方や専門家である弁護士を頼ってはいかがでしょうか。
是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。
今後どうすればよいか、事案ごとに丁寧に説明させていただきます。
島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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