協議にて財産分与、面会交流有利な条件で離婚した事案
依頼者情報
年代 30代
性別 男性
職業 会社役員
居住地 横須賀市
年収 400万円
相手方情報
年代 30代
性別 女性
職業 パート
居住地 横須賀市
年収 200万円程度
その他情報
子供の有無 有 2歳
解決までの期間 2カ月
争点と結果
面会交流→その他条件を譲ることで月2回にて合意
財産分与→相手の不動産持ち分を取得し、本来分与するはずの財産を分与せずに合意
相談のきっかけ
相手方との関係がうまくいかず、相手が代理人を立てたのを機会として、離婚を決意して当事務所を訪れご依頼頂くこととなりました。
弁護士の着眼点
離婚自体に争いはなく、
①婚姻費用の金額
②財産分与
③面会交流
が問題となっていました。
①は別居後相手方の支払うべき費用の引き落としが多々あったため、その費用を資料とともに明示することで支払わない方針としました。
②は夫婦の共有持ち分としていたため、相手方の持ち分につき財産分与にてこちらが取得し、その他財産を守ることを目指しました。
③は別居後も無制限に会っていたため、月一回以上の回数を目指しました。
結果
まず、①については資料を開示して根拠を説明し、相手方代理人にこちらが折れる必要は無い旨伝え、相手の説得に少々時間がかかったものの最終的には支払無しとなりました。
②については、空いても不動産に興味は無くすんなりこちらに渡してくれることとなり、更に相手方の代理人がやることをやらなかったおかげで相応の資産を財産分与せずにすむことになりました。
③親権を争うことを終始主張しており、早期解決に限り親権諦めるので月2回の面会交流を認めて欲しい旨主張し、紆余曲折ありましたが何とか合意できました。
もし相手方の代理人となっていたらこのような条件での協議離婚とは絶対になりませんでした。代理人を誰かにするかで早期解決でもここまで結果が違うのかなと思った事案でした。
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島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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