不倫慰謝料500万円は請求できるのか？

結論から言うとよほどの事情がない限り難しいです。

通常５０－３００万円が相場であり、５００万円という金額が裁判で認められることはほぼないといえます。

交渉次第では500万円も可能

しかし、協議離婚であったり、不貞慰謝料請求の交渉であれば、相手がそれでよいと合意できれば支払ってもらえます。

私が弁護士になったばかりの１０数年前にはまれに散見されましたが、スマホで簡単に情報を得ることができる昨今ではなかなか難しいです。

ただ、相手が妊娠しており、どうしても嫡出子として出征させたい場合やどうしても浮気相手と結婚したい場合などは、離婚を認めてもらうために高額な慰謝料を請け負入れることがあります。

そのあたりは相手方の離婚を急ぐ事情を逆手に取り、有責配偶者からの離婚はできないと突っぱね、どうしてもというなら慰謝料を言い値で支払ってくれるなら考える、などの交渉で実現することはあります。

裁判で慰謝料500万円が認められるケース

裁判で慰謝料５００万円が認められるのは特に悪質な事案です。

1. 不倫の期間が長く、頻度も多い
2. 不倫が原因で離婚・別居に至った
3. 不倫相手が妊娠・出産した
4. 不倫相手が悪質・不誠実な対応をとった
5. 被害者の精神的苦痛が極めて大きい

というような事情が多数あるときに認められる可能性があります。

まずは弁護士にご相談ください

実際にはケースバイケースといえ、具体的な事情によります。

まずは専門家である弁護士に相談することをおすすめします。

是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。

不貞慰謝料を多数担当してきた経験とノウハウから適切なアドバイスをさせていただきます。