本人同士で条件合意できず、受任後懸念事項を解決し公正証書を作成して離婚した事案

依頼者

年代　４０代

性別　女性

職業　主婦

居住地　横須賀市

年収　なし

相手方

４０代　男性　自営業

居住地　横須賀市

年収　数百万円程度

子供の有無　あり　二人　小学生

別居の有無　あり

解決までの期間　３か月

争点と結果　面会交流、養育費

慰謝料の有無　なし

財産分与の金額　数百万円程度

解決金　なし

相談のきっかけ

離婚をするということで当事務所に来所され色々とアドバイスをさせて頂きました。ご自身でやれるだけやってみるということなので、バックアッププランを利用して随時アドバイスをしていくこととしました。

弁護士の着眼点

離婚原因がご主人とのパワーバランスに差があり、そういったご主人の態度がご本人を疲弊させるのではないかと心配していました。

結果

しばらくはアドバイスを繰り返していき、ある程度解決が見えてきたのですが、そこからまったく進まなくなりました。何度もご主人と話し合っても埒が明かず、どんどん疲弊されていきました。

その結果、バックアッププランではなく、正式に交渉を依頼していただくこととなりました。

早速ご主人と連絡を取ると、ご主人は話せば理解して下さる方で、アドバイスを受けている弁護士先生のアドバイスを聞きたいといわれる場合、是非そうして下さいと背中を押し、こちらの希望は決して法外なものではなく、妥当であることを確認してもらいました。

その結果、面会交流を依頼者の方の希望通り、養育費も妥当なラインに値上げし、おおむねまとまっていた合意もそのまま維持して無事解決となりました。

最初から受任していれば、苦労はしなくても済んだかもしれませんが、依頼者の方は精魂尽き果てるまで話し合ってから交渉を依頼されたので納得されていらっしゃいました。

そこからは「先生にお任せします」と全面的に信用していただいたため、しっかりと交渉に集中できました。

解決後安心して表情で「ありがとうございました。」とおっしゃる顔は最初相談にいらしたときと別人のような表情をされていました。

昨今問題となっているモラハラが疑われる相手との交渉は弁護士に任せたほうが早く、妥当な結果となることがほとんどといえます。

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