対等な話し合いが出来ずご依頼頂き、スムーズに解決し公正証書を作成して離婚した事案

依頼者

年代　５０代

性別　女性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　２００万円程度

相手方

５０代　男性　公務員

居住地　三浦市

年収　８００万円程度

子供の有無　あり　成人済み

別居の有無　なし

解決までの期間　３か月

争点と結果　財産分与、婚姻費用

慰謝料の有無　なし

財産分与の金額　１０００万円以上

解決金　なし

相談のきっかけ

離婚をするということで当事者双方ともに合意していましたが、条件面の隔たりがあり、なかなか話が進みませんでした。依頼者の方からすれば、ご主人が自分の話を聞いてくれないと感じており、このままご主人のいうことを聞くか、弁護士に依頼されるか悩んで来所されました。その後ご依頼いただくことになりました。

争点

財産分与、婚姻費用

弁護士の着眼点

夫婦間のパワーバランスを改善すれば自ずと解決に進むと考えていました。ご主人は公務員であり、理屈を説明すれば納得してくれる可能性が高いと予想していました。依頼者の方も「１円でも多く」という考えからではなく、裁判所の相場で十分としていたので、それほど時間はかからないと考えていました。

結果

すぐにご主人へ通知を送り交渉を開始しました。当初は嚙み合わない話も多かったのですが、１つ１つ説明していくとご主人は都度納得してくれました。

最初は弁護士ということでかなり警戒されましたが、依頼者の方のご意向を伝え、通常通りの解決を望んでいることを繰り返し述べると、早期に大方の合意が出来ました。

その後はご主人に弁護士がついていなかったため、財産資料の整理や見方に時間を要しましたが、双方の財産を開示して間もなく財産分与についても合意が出来ました。

最後に公証役場の予約を取り、無事早期に解決となりました。

夫婦間では話し合いが進まなくても、弁護士を入れることで一気に話が進むということが多々あります。特に本件のように必要以上の与級がない場合はなおさらです。

もし、離婚することは決まっているのに、離婚条件で合意できないのでしたら、一度弁護士に相談されてはいかがでしょうか。

思っている以上に簡単に解決する場合があります。

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