不動産の持ち分を相手方に財産分与し解決金を取得して協議離婚した事案

依頼者情報

年代　５０代

性別　女性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　４００万円

相手方　

６０代　男性　会社員

居住地　横須賀市

年収　７００万円

子供の有無　あり　１人　

別居の有無　７年

解決までの期間　半年

争点と結果　離婚、財産分与、解決金

慰謝料の有無　なし

財産分与の金額　不動産持ち分を財産分与

解決金　１００万円

相談のきっかけ

長年別居しており、没交渉ため、当事務所へ相談にいらっしゃり、そのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

財産分与が必ずしも利益とはならない事案であり、早期に離婚を成立させることを最優先すべき事案でした。

結果

受任後すぐに相手方に連絡を取り、交渉を開始しました。

離婚自体はすぐに合意できましたが、不動産の持ち分をどうするかについて意見がまとまりませんでした。

従前の経緯からしても相手方には期待できず、財産分与をしっかりやることにはデメリットがあったため、交渉もさじ加減が難しいものでした。

相手方が交渉を放置することもあり、少しずつ重圧を与えながら、依頼者の方にも状況から何を優先するかを再検討してもらいました。

そうしたところ、離婚を最優先してくれたため、離婚条件も早期に離婚成立できる範囲でということになりました。

そうしたところ、相手に代理人がつき、一気に話が進みました。

結果解決金を１００万円もらい、無事に離婚となりました。

優先すべきことが何かを依頼者の方が再考して下さり、現実的な条件で交渉をできたことが解決につながりました。