離婚時の金銭的約束を果たさなかった相手方と再度公正証書を作成した事案

依頼者

年代　５０代

性別　女性

職業　会社員

居住地　横須賀市

年収　４００万円程度

相手方　

５０代　男性　自衛隊員

居住地　北関東

年収　８００万円

子供の有無　３人

別居の有無　離婚済み

解決までの期間　６ヶ月

争点と結果　養育費の確保

慰謝料の有無　なし

財産分与の金額　なし

解決金　なし

相談のきっかけ

公正証書を作成して離婚したものの、生活が苦しいなど言い、勝手に養育費を下げ続けた相手方に痺れを切らして、当事務所にいらっしゃりそのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

依頼者の方は非常に現実的なお考え、従前の未払い分よりも、今後の養育費、特に大学進学時に２２歳まで養育費を支払ってもらうことを最優先にしてほしいとのことだったので、交渉ではそこを最優先しました。

結果

通知を送り、程なく交渉を開始し、割と早期に相手方も観念した様子でした。

ただ、それでも金額的な合意がなかなか出来なかったところ、逆に多少の譲歩をする代わりに相手方に大学進学時に２２歳まで養育費を支払うことを要求して無事合意できました。

付随する細かい条件で多少交渉を要しましたが、最後は依頼者の方からご協力を頂き無事解決となりました。

すべてを法律的に認められる限り獲得するのも大事なのですが、時には大きな視点で俯瞰して解決策を模索するのも大事、そんなことを再認識させられる事案でした。