相手方代理人と交渉を重ね協議離婚を実現させた事案

依頼者属性

年代　２０代

性別　男性

職業　会社員

居住地　三浦市

年収　３００万円

相手方　

年代　２０代

職業　パート

年収　50万円

その他の情報

子供の有無　有

別居の有無　有

別居の期間　2か月

解決までの期間　7か月

争点と結果

慰謝料、婚姻費用

慰謝料数十万円

相談のきっかけ

相手方がパートを始めしばらく経つと様子がおかしくなり、問い詰めたところ、パート先の人間と不貞行為をしていることが発覚し、当事務所を訪れそのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

相手方に非があることは明白なのですが、如何せん資力がない。その状況で慰謝料をしっかりと支払ってくれるかがポイントでした。

結果

通知書を送ると相手方の親族から連絡があったものの、要領を得ない感じでこちらの要求には無理というばかりでした。これが飲めないなら調停で構わないといい最終提示したところ、対応に困った相手方は代理人を選任しました。

ここが大きなポイントでした。相手代理人に早速連絡を取り従前の経緯とこちらの考える解決条件をある程度伝えました。その後の交渉で徐々に条件は詰まっていったのですが、どうしても解決金としてまとまった金額が用意できませんでした。

苦肉の策ではありましたが、未払い分も含めて養育費で調整することとしました。
そうした結果トータルで考えれば、悪くない条件となり、依頼者の方もそれで構わないと言うことで無事離婚成立となりました。

昨今浮気した側の資力不足が多くありますが、諦めずに交渉すれば状況を打開できる場合もあるのです。