代理人間の協議により解決の道筋をつけ早期協議離婚を実現したケース(30代・男性の離婚事例)

依頼者属性

年代　　30代
性別　　女性
職業　　自衛官
居住地　東北地方
年収　　300～500万円

相手方
年代　　40代
性別　　男性
職業　　会社員
居住地　横須賀市

子供の有無　　　有　0歳
別居の有無　　　有　１年
解決までの期間　３ヶ月
争点と結果　　　離婚　財産分与　婚姻費用及び養育費の金額
慰謝料の有無　　０円
財産分与の金額　ほぼなし
解決金　　　　　なし

相談のきっかけ

出産のため里帰りし、離れて暮らしてみたところご主人との生活に違和感を覚え、熟考した後離婚を決意し、当事務所へ遠路はるばる来所されました。

弁護士の着眼点

受任後すぐに内容証明郵便を送付したところ、回答期限直前に相手方に代理人が付きました。相手代理人からの話を聞く限り、それほど双方の要求に差がない事がわかりました。

そこで代理人同士で直接話合い、早期解決に向けての方向性を模索することとなりました。

結果

代理人同士の協議をすると、双方至極当然の主張をしていることが確認でき、多少の齟齬についても代理人同士尽力することで克服できそうな状況でした。

多少の細かい条件についての話合いは残ったものの、間もなく基本的な和解の合意が出来ました。正式に離婚にするにあたり処理する事項を１つ１つ消化していき、無事最後には公正証書を作成し協議離婚成立となりました。

依頼者の方の利益を無視し、代理人間でなあなあの幕引きをするのは言語道断ですが、代理人同士の信頼関係に基づき双方にとって利益となる話合いをすることも離婚問題の解決に資する場合もあります。

遠方より相談前から私に依頼する決意をして下さり、遠路遙々来所して頂いたので、気合いを入れて事件処理をしていましたので、依頼者の方が解決を喜んで下さり弁護士冥利に尽きる事案でした。