交渉でまとまったのに無視を続ける相手に対し、訴訟を提起し慰謝料を増額して解決した事案

依頼者情報

年代　４０代

性別　男性

居住地　横須賀市

相談のきっかけ

奥様が浮気を、その事実が証明できる証拠も得たため、相手方に連絡し、相手方も過ちを認めすぐに当事者間で示談できました。しかし、相手方は、約束した慰謝料を支払わないため、やむを得ず相談にいらっしゃり、そのまま受任となりました。

争点

慰謝料の金額と支払い方法

弁護士の着眼点

約束を守らない人間と話をしても仕方ないため、すぐに訴訟提起をして粛々と話を進めることとしました。

結果

訴訟提起後、相手方からすぐに連絡が来ました。お金を払うという内容でした。

しかし、今更そんなことを言われても「はい、わかりました」とは当然なりません。

こちらとしては、長期間待たされた挙句に無視を続け、弁護士に依頼することを強いられたことに対する憤りなどを伝えました。

そのままの条件では到底納得できないということを理解した様子で、数十万円慰謝料を上乗せし、すぐに示談となりました。

入金後訴訟は取り下げました。

相手にとってもすぐに約束の金額を支払っていれば、慰謝料の上乗せは不要だったので、何のためのこのようなことをしたのか理解できない事案でした。

世の中には、そういった非合理的な行動をする方もいるため、そういった場合には訴訟などの手続きが必要となることもあります。