元夫への求償及び賠償請求を防ぐため４者で和解し、かつ、賠償金をこちらのみが獲得した事案

依頼者情報

年代　４０代

性別　女性

職業　パート

居住地　横須賀市

相談のきっかけ

ご主人と職場の同僚の女性の浮気が発覚し、離婚された後、浮気相手との交渉がうまくいかず、当事務所へ相談にいらっしゃいました。

争点

慰謝料の金額、支払い条件、元夫への求償権・賠償請求の阻止

弁護士の着眼点

当所にご依頼頂いたのと同時のタイミングで相手方も代理人を付け、更に相手方は夫についても同じ代理人に依頼して、当方の依頼者及び元夫との４者による解決を要求してきました。相手から元夫への求償権を行使させない、相手の夫からの賠償もさせたくないとのご要望があり、どこまでご要望を満たすか、更に慰謝料を相殺されずに獲得できるかが課題でした。

結果

依頼者の方が上記のようなご意向でしたので、元ご主人からもご依頼頂くこととし、４者による抜本的解決を実現する準備が整いました。あとは金額の問題でしたが、当方はすでに離婚しているのに対し相手方は離婚する意思はないこと、不貞行為を継続した経緯についての証拠に基づく主張をしていった結果、無事に目標としていた通りの慰謝料を相手方のみが支払い解決となりました。

元夫と相手方の賠償をどうするか早期に依頼者の方にご決断頂き、元夫の方も同じ方針を希望されたため、条件面の交渉に絞って交渉できたため、早期に納得できる解決となりました。