離婚時に約束した金銭の支払いを求め、無事回収した事案

依頼者属性

年代　４０代

性別　女性

職業　会社員

年収　２００万円

相手方　

年代　４０代　

性別　男性

職業　会社員

年収　７００万円

その他の情報

子供の有無　有

解決までの期間　１０か月

争点

離婚時に約束した金銭給付の実現

相談のきっかけ

離婚時に慰謝料等の支払を約束し、離婚成立後は支払っていたものの、次第に支払わなくなり当所を訪れそのまま受任となりました。

弁護士の着眼点

金額自体はそれ程でもないため、どこまでどれだけの費用をかけてやるかがポイントでした。出来れば任意に支払って欲しいそんな事案でした。

結果

費用を掛けても意味がないような事案でしたので、とりあえず内容証明郵便を作成して支払を求めていきました。相手方は、間もなく支払を再開してくれたため、一安心というところでした。

しかし、数ヶ月後また滞納をはじめ、相手方と接触して意向を確認したところ、「支払うつもりはない。裁判でも何でもやってくれ。」と開き直られました。

依頼者の方に確認したところ、費用がかかっても泣き寝入りはしないという強い意志がおありでしたので、訴訟提起しました。

間もなく相手方から連絡があり、支払うから勘弁してくれと言い、実際に金銭を支払ってきたので裁判を取り下げ無事解決となりました。

弁護士費用を考慮しなければ問題はないのですが、弁護士費用との兼ね合いからどう処理するかというのは弁護士としての永遠の課題です。

本件は依頼者の強い意志があったため、早期解決となりました。