モラハラ妻と離婚したい方へ
・ もくじ ・
モラハラと言えば、専業主婦の方が暴君ともいえるご主人から受けるものという印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
しかし、最近奥様からのモラハラで夜もろくに眠れず、フラフラになりながら仕事へ行き、仕事のパフォーマンスも落ちていると思い悩んで相談にいらっしゃる方が増えています。
今回はそんなモラハラ妻との離婚方法を説明していきます。
1 モラハラ妻の特徴
モラハラ妻の特徴は、とにかくマウンティング、要するに自己の地位が夫よりも上であることに執着し、夫には奴隷のように100%従うことを求めます。
最初は面倒なので自分が我慢すればよいなどと考えて従っていると、どんどんエスカレートして、最後には鬱病になって仕事も出来なくなり、ようやく相談にいらっしゃります。
具体的にモラハラ妻は主にこんなことをします。
「男のくせに」が口癖
要求を否定すると「器が小さい」と繰り返す
自分の話は聞かないと激怒するのに、あなたからの話は無視をする
夫の両親の悪口を言い続ける
夫の出身校を馬鹿にする
存在を全否定する
何か言うとすべてを夫のせいにする
などあります。
2 モラハラを理由に離婚出来るのか?
答えから言うと、相当な証拠がない限りそれだけでは厳しいです。
また、不貞行為などと異なり明確な基準もないため、モラハラ一本での離婚は相当難易度が上がります。
このようなとき私は、すぐに別居することをお薦めしています。
仕事も手に付かなくなるくらい追い込まれている方が多く、健康を取り戻すためにも、離婚成立日の締め切りを作るためにも有効な一手です。
もちろん下記に述べるような慰謝料事由となるほどのモラハラを受けており、そのことを証明できるのであれば離婚事由となり得ます。
ただ、私の経験上はそこまでの証拠がなかなかないことが圧倒的に多いです。
モラハラ妻の特徴としては、自分が捨てられるということを断固として受け入れません。自分からの離婚ならまだしも、夫から言われることに耐えられないため、離婚に応じないことが本当に多いです。
書面で人格攻撃を繰り返しながら、帰ってきて欲しい、やり直したいなどと言う人が多いのです。
ぶれない方針で長期化もやむなしと戦っていくことが大切です。
3 モラハラ妻との生活に未来はない
何かにおびえるように相談にいらっしゃる方が多く、悪いことをしているような錯覚をお持ちの方がいらっしゃいます。
睡眠もろくに取らせてもらえず、妻への適応障害→鬱病と悪化していき、
だいたいこの時期に仕事のパフォーマンスが低下して勤務先から肩たたきに合う、そんな方が多いのです。
病気になってしまえば、働くことすらままなりません。
鬱病になってしまった方も別居を敢行して、数ヶ月で元気な自分を取り戻し、復職されてバリバリ働いている方が多くいらっしゃいます。
モラハラ妻に苦しんできた方を見てきて自分の人生を大切にして欲しいと心から思います。
4 慰謝料を請求出来るか?
非常に難しい、
というのが答えとなります。
というのは、モラハラ妻は責任を他人に転嫁するので、絶対にモラハラ行為があったことを認めません。
そうすると、夫の方で証拠を提出する必要があるのですが、慰謝料を支払うべきと認定されるくらいの証拠が残っているケースがさほどないのが現状です。
特に男性側はICレコーダーの隠し撮りまでするような方がいらっしゃいません。
それに対して女性はICレコーダーはもちろんビデオカメラ隠し撮りもやる方がいらっしゃいます。
また、録音するときに挙動でばれてしまい、妻が尻尾を出さないことも多くあります。
それでも、証拠があるのであれば、認められる余地もあるので、一度相談してもらえたらと思います。
5 モラハラ妻との離婚を弁護士に依頼するメリット
モラハラ妻との戦いは、長く厳しいものとなることが多いです。
ご自身が戦場の最前線に立って離婚を求めて行くのは、相当な精神的ストレスとなり、更に体調が悪化してしまいます。
1日も早く本来の自分を取り戻して、バリバリ働きながら離婚を成し遂げる方が遙かに生産的です。
離婚に注力する弁護士であれば、モラハラ妻の主張は大抵予想が付くので、離婚への最適なルートをナビゲートすると共に、ご自身に非がないことを認識させてくれるでしょう。
お一人で悩まずに、まずは当事務所の初回無料法律相談をお気軽にご利用下さい。
それだけでも心が軽くなるはずです。
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島法律事務所
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>
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