結婚したばかりだけど離婚したい方へ

最近結婚ご間もない段階で離婚を決意され、当事務所を訪れ、そのまま依頼して下さる方が増えています。そんな結婚後間もない離婚について述べていきます。

婚姻期間が短い夫婦の離婚の特徴

付き合っていた時と変わってしまった(モラハラ等化けの皮が剝がれた系)

「釣った魚に餌を与えない」

そんな人だったと結婚して間もなく気付くという方が多くいらっしゃいます。

こういった相手は結婚後間もなく態度が豹変します。

「結婚前は優しかったのに・・・」
と思っても、残念ながら今の相手が本当の相手というケースが多くなっています。

道は2つであり、そういった相手と言うことを受け入れて結婚生活を続けていくか、早期に離婚するかとなります。

今後何十年もモラハラなどに苦しむのか。

何かを買う度に一々理由を説明していかないとならないのか。

子供までモラハラ思考にならないか。

など迷う要素は沢山あるかと思います。

まずは、信頼できる身近な人、出来れば相手のことも知っている人に相談することをお薦めします。

パートナーの病気

結婚して相手がメンタルの病気を抱えていることに気付くことも多くなっています。

症状の酷い人だと、毎晩夫婦関係を求めてくる、自分の気が済むまでもめ事の話合いを続け寝かせてくれないという困った状況となります。

元々相手が持っていた性質であり、改善は期待できず、ご自身の心身をすり減らす未来が待っています。

おそらく仕事もままならなくなり、適応障害から鬱病へと悪化していくことになります。

こういったケースは早い決断が唯一の解決方法だと思います。

子供に対する価値観が違った

子供は男の子と女の子一人ずつ、などと思い描いていた未来を全否定されて結婚後間もなく離婚される方がいらっしゃいます。

結婚するやいなや「自由な時間が減るし、お金もかかる」など到底納得できない理由で子供を作らないと一方的に決めるなど最近増えています。

お子様のいない人生など考えられない、こうなってしまうと離婚か相手の改心を期待するかの二択となりま

す。

人生の一大事ですから難しい決断となります。

弁護士としては立派な離婚事由と思います。

パートナーの親族と折り合いが悪い

離婚に至る多くのケースは、相手が自分の両親を蔑ろにする、粗末に扱うということが多いです。

そういった方は結婚時にも挨拶もせず、なんとなく結婚して、結婚後も相手の実家に寄りつかないどころかパートナーが帰省することを良く思わない、という器の小さい行動に終始します。

大切なパートナーを産み育ててくれた両親に対してこのような態度を取る方が、ご自身を幸せにしてくれるのかよく考える必要がありそうです。

浮気

新婚早々に何をやっているんだということになりますが、一番幸せな時期にこのようなことをする人が長い人生で今後貞操を守ると信じ切れるのか。に尽きるかと思います。

最近、浮気をしない人はまったくしない、する人は何年経ってもし続けるという二極化が進んでいるように感じます。

浮気を一度された場合、二度目は覚悟する費用がありそうです。
特に妊娠・出産時は注意しましょう。

金銭感覚が違う

結婚して初めて家計を共にする場合、相手の金銭感覚を結婚後に知ることも多々あります。

通常の範囲内、要するに多少の蓄えがあり、毎月の収入で家計をやりくりできていれば良いのですが、見境なく欲しいものを買い、家計にお金を入れようとしない男性が増えています。特に携帯ゲームの課金にはまって浪費することで離婚に至るケースが多くなっています。

逆に、いわゆるケチで何を買うにも理由を求めてくる人も増えています。

浪費・ケチいずれも今後何十年も治らないでしょうから、そのような生活を何十年も続け、子供にもそういった影響を与えるのか検討した方がよいかもしれません。

借金が結婚後に発覚

パチンコなどのギャンブルや携帯ゲームの課金などが理由であれば、早晩家計は行き詰まるでしょう。惚れた弱みで受け入れるというのは自由ですが、相手の作る借金を返す人生が待っています。

束縛がひどい

多少の束縛は愛情の表れかもしれません過度の束縛は今後の人生を不幸にするかと思います。

毎晩のような携帯チェック、異性の連絡先を勝手に消去、飲み会に行くと不機嫌になるなどなど今後の人生は息苦しくなることは間違いありません。

許容範囲を超えていると感じたら、真剣に今後を考えてみることが必要かもしれません。

性格の不一致

異なる環境で育ち、異なる性格の二人が共同生活をするわけですから違っていて当たり前です。

人にはそれぞれ価値観であったり、習慣というものがあり、浮気やDVがないから離婚してはいけないと言うわけではありません。

ご自身にとって幸せになるための結婚が、今後の人生を暗いものにするという確信があるのであれば離婚も検討してはいかがでしょうか。

ご自身の人生であり、他人が判断することでありません。

以上結婚後間もなく離婚するケースについて述べてきましたが、一番伝えたいことは

傷は浅いうちに

ということです。

結婚後間もなく相手に違和感を感じ、離婚を決断したが、その矢先に妊娠が判明して、お子様が成人されるまで我慢し続けたと言う方が多くいらっしゃいます。

地獄のような日々だったと皆さんおっしゃいます。

そのような方達も離婚後本来の明るさを取り戻される方が多いです。

結婚後間もないから子供のことを考えなくて良い

結婚後間もないから早く人生がやり直せる

結婚後間もないから離婚を争われても早期に解決出来る

ということが言えます。

まずは身近な信頼できる人に自分の思いを聞いてもらって下さい。

離婚の方に意思が傾きつつあるのであれば、弁護士に相談されることをお薦めします。
当事務所の初回無料法律相談を是非お気軽にご利用下さい。

 

執筆者
島武広 
島法律事務所 
代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)

当サイトでは、離婚問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。

初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。|弁護士紹介はこちらをクリック>>

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